たくみの里とは

昔ながらの手法をそのままに、
木工、竹細工、和紙などの様々な
手作り体験ができるたくみの里。
きれいな空気、きれいな水、
たくさんの笑顔に囲まれ
時間さえもゆっくりと
流れてゆきます。

昔ながらの生活が体験できるのどかな里山

東京ドーム約70個分(330ha)にわたるたくみの里には、20種類以上の体験工房がそれぞれ”家”として点在し、年間50万人前後の観光客が訪れます。
昔ながらの手法をそのままに木工、竹細工、和紙などのさまざまな手作り体験ができるたくみの家が点在しています。

群馬県の最北端に位置する日本の原風景

群馬県の最北端、谷川岳から連なる三国峠を越えるとスキー場で有名な苗場の新潟県湯沢町に接するみなかみ町。中央を国道17号と利根川の支流・赤谷川が縦貫し、秘湯で有名な法師温泉や猿ヶ京温泉をはじめとする6つの温泉に隣接しています。山と水と温泉、そして農業と観光の中山間地域です。
関越自動車道・月夜野I.CやJR上越新幹線・上毛高原駅から車で20分、首都圏からも160kmと小旅行に最適な地域にあります。
フランスのタイヤメーカーミシュランが発行する、世界的に著名な旅行ガイドブック「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン フランス語版改訂第2版」では、みなかみの自然や温泉・日本の風景が評価され、小旅行に最適な観光地としてたくみの里も紹介されています。

須川平

たくみの里は、標高は500~600m、面積は330ha、須川・笠原・谷地・東峰の4集落からなる須川平(すかわだいら)にあります。 昭和50年代までは養蚕を中心にした純農村でした。現在でも水田を中心に農地が多く、宿場通りには養蚕に適した特徴ある構造の民家など農村風景が広がります。
四季がはっきりと感じられ、冬には雪が積もり、夏も日中は暑くても朝晩は肌寒く感じるほど寒暖が大きい気候です。この気候と清流は稲作には適しており、群馬県内でも優良な米の産地となっています。

三国街道 須川宿の歴史

江戸時代初期に整備された五街道・中山道から高崎で分岐する旧三国街道は、佐渡で産出された金の運搬や参勤交代で江戸と越後を結ぶ重要な交通路でした。
上杉謙信も出兵の際は三国峠を越え関東へ向かいました。
また、たくみの里の熊野神社は源頼義が前九年合戦の折、この地を訪れ戦勝祈願の為、紀州熊野神社の分霊を勧請し社殿を建立したのが始まりとされます。