史跡めぐり

その昔、人々はさまざまな願い事を野仏に託し、大切に奉っていいました。
たくみの里に残る9つの野仏は、今もなお昔と変わらぬ優しい顔で人々を見守っています。

泰寧寺

延慶2年(1309)の開山という曹洞宗の寺です。始めは天台宗でしたが後に衰退し、天文6年(1537)遠州可睡斎からの分霊を安置して再興し、現宗に改められたと言います。
地域に溶け込んだ寺で、江戸時代には寺小屋を設け、明治6年には境内に須川小学校を開校しています。境内には、山門・本堂・鐘楼・庫裏などがあり、室町末期から江戸時代初期にかけて造営された山門と本堂が県の文化財指定になっています。泰寧寺の本堂の欄間と須弥檀は昭和26年(1951)、山門は昭和28年(1954)にそれぞれ群馬県指定重要文化財に指定されています。

基本情報

〒379-1418
群馬県利根郡みなかみ町須川98
TEL.0278-64-1131

旧大庄屋役宅書院

旧大庄屋役宅書院旧大庄屋役宅書院は天保12年(1841)、四代目河合定右衛門が大庄屋(東峰須川村など7ヵ村の名主)に就任した際、領主である伊丹氏(旗本:1,100石)が領内の拠点として用人である内山忠太夫に命じて建てさせたもので翌、天保13年(1842)に竣工しています。木造平屋建、寄棟、金属板葺き(元萱葺)、間口3間、奥行5間、式台付きの玄関を境に庄屋の母屋とは繋がれ、内部は玄関(8畳)、控の間(10畳)、上段の間(8畳)などがL字型に配されています。当初は書院と母屋とは独立した存在でしたが明治維新後は伊丹氏の支配が解かれていた事もあり明治22年(1889)に母屋が再建された際、玄関の間が増築され書院と一体化したと推定されています(当初は上段の間と控の間が続き座敷に玄関が増築された為L字型になった)。上段の間は隣接する控の間より約18cm程床が高く「床の間(男床:オドコ)」、「違い棚(女床:メドコ)」、「付け書院」、「帳台構え」などを備えるなど格式の高いもので意匠的にも優れています。又、上段の間からは敷地背後に配された庭園が眺められるようになっており、領主がひと時の休息を楽しんだのかも知れません。旧大庄屋役宅書院は現存する農家の書院建築は全国的に見ても珍しく江戸時代後期に建てられた数少ない書院建築の遺構で当時の歴史を伝える貴重なものとして昭和27年(1952)に群馬県指定重要文化財に指定されています。又、多くの古文書も大切に保管されています。

基本情報

〒379-1417
群馬県利根郡みなかみ町東峰220
TEL.0278-64-1808

須川宿資料館

須川宿資料館は、「たくみの里と野仏めぐり」の散策コースとなっている旧三国街道の須川宿家並みのほぼ中央に位置している。木造平屋建て、内部はワンフロワーの展示室となっており、奥には旧本陣家の上段の間が復元されている。展示品は安土桃山時代、書画・武具・調度品・本陣時代の道具類などのほか、旧新治村内の旧家の所蔵品が展示されている。展示品は安土桃山時代、書画・武具・調度品・本陣時代の道具類などのほか、旧新治村内の旧家の所蔵品が展示されている。

基本情報

〒379-1418
群馬県利根郡みなかみ町須川98
TEL.0278-64-1131

開館時間 9:00~17:00(11月4日から3月19日の間は16:00まで)
入館料 大人200円、子供100円
休館日 火曜日 年末年始(12月29日から翌年1月3日まで)

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