野仏めぐり
その昔、人々はさまざまな願い事を野仏に託し、大切に奉っていいました。
たくみの里に残る9つの野仏は、今もなお昔と変わらぬ優しい顔で人々を見守っています
1
道祖神
野仏めぐりの第一ポイントで、道祖神とお地蔵様があります。猿田彦大神(さるたひこのおおかみ)は厄除けや災難よけのご利益があるとされています。
2
道祖神
寛保二年(1742年)につくられた道祖神で、みなかみ町旧新治村地区では最古のものとされています。
3
馬頭観音
その昔、運搬や農耕で大切な働き手だった馬の供養や安全を願って奉ったもの。通称「まるがんのん」と呼んでいます。
4
淡島女神
福島県の一部にしかないとされる淡島女神像が奉られています。婦人病や子供の病気にご利益があるとされています。
5
月待塔
二十一、二十二、二十三夜の塔を奉っています。中でも二十二夜塔は、女性の安産や病を治す仏として信仰されてきました。
6
庚申塔
六十年ごとに造られた大きな庚申塔が四基奉られています。農業や豊作の神様としてお参りされています。
7
大黒天
仏教の守護神とされてきましたが、財福の神として崇められるようになりました。ここには金運、子供供養として二体奉られています。
8
一之宮地蔵尊
子宝、安産、子育ての神様として奉られています。毎年、秋分の日にお祭りが行われ、賑わいをみせています。
9
泰寧寺
山門は県指定の重要文化財に指定され、その静かな佇まいと七月中旬から咲き始める紫陽花は見事で、訪れる人に安らぎを与えています。
野仏めぐりスタンプラリー
道の駅たくみの里においてある「たくみの里ガイドマップ」を利用し、たくみの里に点在している9ヶ所の野仏をめぐりながらのスタンプハイク。全部回ると最後の泰寧寺で記念品がもらえます。